出来心で借金した結果
兄が自己破産しています。 初めて借金したのは、ちょっとした出来心でした。 当時、無人契約機が増え始め興味本位で借りたのが最初です。
ATMから引き出す感覚が、まるで自分の銀行口座から引き出すような錯覚に陥り遊びに行くお金や生活費を借りていたようです。 そのうち借金を返すための借金を繰り返すようになりみるみる借金が膨れ上がっていきました。 その合計金額は800万円以上でした。
今より審査も緩かったこともあり、一社からの限度枠もすぐ上限にしてもらえていたようです。 返済ができなくなってきたころに初めて兄に借金があることを知りました。 家族が知った頃には月10万円近く借金返済をしていたと思います。
その頃には返済が出来なくなり、各社から職場、家に取り立てが来るようになっていました。 そこで初めて弁護士に相談をし、自己破産をすることになりました。
すでに返済金額が、返済が無理な金額まで膨れ上がっていることから債務整理ではなく自己破産を選択しました。 自己破産を弁護士に依頼するお金も結構かかり父親が費用を工面しています。
実際は個人で裁判所に行き手続きすることも可能だそうですが、集める資料なども膨大になるため弁護士や司法書士などに相談するのがいいと思います。
法律事務所へ相談
兄のケースの場合は、債務整理専門の法律事務所に相談をしました。 最初は電話で弁護士資格を持っている方と話をしたのですが、親身に対応をしてくれたので仕事依頼をすることにしました。
弁護士に支払うお金が掛かりましたが、自己破産をすることで借金が無くなったので、肩の荷が下りました。 精神的にも大幅に楽になり、最近では笑顔が出るまでになりました。
現在、多額の借金で悩まれている方は、法律事務所の無料相談を利用すると良いです。 弁護士と言うと高額報酬を支払わなければという印象を受けますが、法律事務所の無料相談を利用すれば、初回限定ですがお金を支払わずに弁護士に相談をすることができます。 そこで相談をして、自分のケースだとどの様な解決方法があるのかを教えてもらうと良いでしょう。 解決方法が分かれば、精神的にも少しは余裕がでると思います。
基本的には、手軽に借金を少し減らしたいなら債権者と話し合う任意整理、また裁判所を通して債権者と返済の妥協について打ち合わせたいなら特定調停、家などの持っている財産を手放したくない場合は特定調停、そして借金の支払いを無しにして欲しい場合には、自己破産をすることになります。 何れの場合にせよ、弁護士などの専門家とよく話し合う事が大切です。 1人であれこれと悩んでも解決にはつながりませんので、借金返済に困っているなら、早急にプロに相談をする様にしましょう。