借金を少しでも早く返すためには支出額を抑えなくてはいけませんが、そのためにはお金の無駄遣いを防ぐ必要があります。
そこで、お金の無駄遣いを防ぐコツについてまとめてみました。
借金返済のためにお金の出費を抑えるための基本
どんな使用項目にも、共通して通用する無駄遣い防止のコツがあります。
まず、レシートをもらって家計簿をちゃんと付けることです。 そうすることでお金を使うことを意識し、衝動買いが減ります。
他には以下の項目に注意して、借金返済のために無駄遣いを防ぎましょう。
- 迷ったものは買わない
- 一度家に帰って本当に必要なのか考えてみる
- 予算を決める
- 買うものはあらかじめ決めておくこと
食費の無駄遣いを防ぐコツ
食費も意識の仕方で金額が大きく変わってしまう項目のひとつです。
食費を削減するのに一番いいのは、外食をしないことです。 特に家族が多い家庭では、外食をするとまとまったお金が出ていってしまいます。 土日もできるだけ家で食事をするようにし、学校や会社へはできる限り弁当を持参しましょう。
しかし外食はそれほどしていないのに、なぜか無駄遣いをしてしまう人もいます。 毎月予算を決めているのに決まってオーバーしてしまう人は、一度自分の買い物の仕方を見直してみましょう。
食材を買うときには、無駄を省き借金返済を加速させるために以下の点に注意して下さい。
- 空腹時に食材を買いにいかない
- 予算を決めておき、それ以上のお金を持っていかない
- あらかじめ買い物リストを作成する
- お買い得品に釣られない
- 食べきれる分だけを購入する
- 自宅の冷蔵庫にあるものをしっかり把握しておく
まとめ買いをしてしっかり使い回せるならいいですが、後先考えずに安いからと買い込んでしまうと、結局食材を腐らせてしまうだけです。 借金返済のことを考えるとこれほど非効率的なことはありません。 ですから例え激安でも、必要ないと思えば買わない方がいいのです。
また、空腹時に買い物に行かないようにするのは、お惣菜などすぐ食べられるものに目がいかないようにしたり、余計なものをカゴに入れないようにしたりするためです。 人間の心理として、どうしてもお腹が空いているときは美味しそうなものに手を伸ばしてしまいがちですからね。 全ての項目を守らなくていいのですが、できるだけ多くの項目を守るようにして食費削減に努め、借金返済に励みましょう。
光熱費の削減
光熱費は使っているうちには目に見えないので、知らずに使ってしまい後から多く請求が来てしまう羽目になります。 そうすると、借金返済の完了が遅れることになります。
特に電気を消費してしまう家電は、冷蔵庫やエアコン、電気カーペットやヒーターなど、温度を調節するものです。 冷蔵庫は開閉を少なくして中の温度が上昇しないようにし、エアコンを使うときは設定温度に注意します。
また、デスクトップパソコンのディスプレイも意外と消費電力が大きく、1ヶ月で1,000円以上消費することもあります。 電源の消し忘れも多いので、シャットダウン時には忘れずにディスプレイも消すようにしましょう。
上記の方法で、無駄なお金の出費を抑えることができれば、その分を借金の返済に充てることができます。 借金返済は少しでも早く返すことが利息を減らすことに繋がり、上手な借金返済方法といえます。 早期返済のためにも無駄にお金が出ていくのを防ぐ必要があります。
毎日の積み重ねが大切なので、眼の付く所に「借金返済のために無駄防止」などのメモ用紙を貼って、継続的な節約を心掛ける様にすると良いでしょう。
カードローンの借金返済による落とし穴
結婚して5年ほどたったころです。 私は給料が入ると丸々妻に預けてました。 だからカードの明細も光熱費がいくらかかっているかも知りませんでした。
ただ、このごろなぜか羽振りがいいなぁとは思ってました。 例えば家族で旅行へ行った際、気前よく豪華ホテルに泊まりました。 家族5人でそんな高いところ大丈夫なのかと聞いたら私がやりくりしているから平気だと言いました。
その後私たちは離婚することになりました。 結局性格の不一致で別れることになったので慰謝料はなしで妻が親権を私が養育費を払うことになりました。
それから数ヶ月たったころです。 私の自宅に最後通達というはがきが届きました。 何とそれはカードローンの借金返済の支払い請求だったのです。
私自身カードローンで借金でお金を借りた覚えはなかったので、記載してある電話番号に電話したところ妻が私に内緒で私のカードでお金を借りていたのです。 借金返済しなければならない総額は800万円でした。
妻に確認したところ事実だと認めました。 しかし、私たちは離婚が成立しており私名義のカードだったため借金返済の義務は私にあることということでした。
正直妻にそのお金を払うよう裁判に持ち込むことも考えましたが、もし裁判で私の無罪が認められても妻には借金の返済能力はなく子供を育ててもらっているため子供には迷惑かけたくないので私が支払うことにしました。 そこから10年でようやく全ての借金を返済することができました。
ただ最後通達が来るまで支払いをしていなかったため私の名前はブラックリストに掲載されました。 そこからが地獄です。 借金でお金を借りたくても住宅のローンは通らないし、車のローンも通りません。 新しくクレジットカードも作ることが出来ず本当に参ってます。
借金とは返し終わってからも信用を取り戻すのにものすごく時間が掛かることがわかりました。 [追記]
奨学金と言う名の借金
自分自身の借金をしたことがある返済の体験談です。 借金の内容は、大学・大学院進学のための学費ローン、いわゆる「奨学金」です。
奨学金は学業に専念するための支援金と言う位置づけですが、車や住宅ローンと何ら変わらない立派な借金です。 私の場合、かなり軽率な考えの元、奨学金を借りてしまった経緯があります。
- 自分のことは自分で何とかしなさい、という両親の指導方針
- 就職活動をするためにお金が必要
- アルバイトでは捻出できないかもしれない
- とりあえず支度金として借りておこう
今から思えば、奨学金など借りずに足りない分は両親に頭を下げて借りるべきでした。
借金額は全部で200万円で無利子でしたが、それでも社会人になってから毎月の返済に追われ、かなり苦しかった思いがあります。 返済期間を毎月5万円、40回払いで短くし過ぎたという失敗もありますが、当時は借金を返すために働いているも同然で、二度と借金はしないと誓いました。
今となっては、この借金返済も良い経験です。 結婚を機に、妻に迷惑はかけまいと全額返還しましたが、やはりかなり生活が苦しかったです。
奨学金を借りた人たちの中で、大学卒業後社会人になった途端、借金苦に陥り、返済額1000万を超える人もいると言われています。 まさに返済できない若者が増えているという社会現象の一つとなっており、今後の奨学金について対策を打つべき時期にきていると思います。
私の体験から言えるアドバイスとしては、絶対に軽率な考えの元で借金をしてはならないということです。 私の借金返済の体験談が、皆さんの参考になれば幸いです。 [追記]
親の借金を返済している友人
同級生の友人の実家は、地元に根付いたスーパーを2店舗経営していました。 しかし、時代の流れとともに、大型スーパーチェーン店に客を取られ、2年前に大きな借金を抱えて倒産してしまいました。 倒産する数年前から赤字経営だったこともあり、借金の返済額は億単位になっていたそうです。
そのため、倒産と同時に、スーパー2店舗はもちろん、住んでいた自宅まで失ってしまいました。 それでもまだ借金返済は数千万円残っているとのことで、経営者である父親の他、息子である友人がそれぞれ分担して返済していくことになりました。 その後友人はしばらく消息が分からなくなっていました。
しかし先日、偶然その友人にバッタリ会ったのです。髪はボサボサ状態で、無精ヒゲ姿となっていました。 かなり表情も疲れ切っており、借金返済でかなり苦労している感じです。 友人の話によれば、コーヒーの移動販売をして生計を立てているとのことでした。 築40年のアパートに1人で暮らしているのだそうです。 ただ、稼ぎはほとんど借金の返済でなくなってしまうため、毎月の生活費は食費もままならない状態だとのことでした。 そのため、栄養不足で倒れ、救急車で運ばれたこともあるそうです。
借金返済の方は、まだ数百万円残っているそうです。 コーヒーの移動販売という安定した収入でないため、借金の支払いも月によってバラつきがあり、10万円近く返済できる時もあれば、3万円程しか返済できないこともあるそうです。 なんとか借金を返済して、普通の生活に戻りたいと、力なく笑っていた友人の顔が忘れられません。 [追記]
うつ病になって仕事を休職、一気に借入金が増額
クレーム処理が主な職場で休憩もろくに取れず、精神をすり減らす毎日でした。 それでも何とか頑張っていたのですが、あるときうつ病を発症してしまいました。 何も手に付かないようになり、仕事を休職しました。 何とか退職は免れたものの、休職するとやはり収入が減ります。
病院に通うための医療費も必要ですし、だんだんお金が足りなくなりました。 医療費や生活費でお金が足りなくなったので、借金となりますがキャッシングを利用しました。 職場の社会保険に加入したままだったので結構あっさりと借金の審査に通りました。 うつ病になると思考能力も下がってしまい、自分がどれくらいの借金返済能力があるのかも分からなくなっていたようです。
結局、自分の能力以上のお金を借りてしまったので、借金返済に苦しむようになりました。 お金が足りないのでこれではいけないと思い、かなり無理して職場に復帰しました。 しかしうつ病は悪化してしまい、結局退職してしまうことになったのです。 退職してしまうと収入はゼロ、もう借金返済は続けられません。
すぐに転職なんてできませんので生活保護を申請したところ、幸いにも認められました。 生活保護では借金返済をすることはできませんので、役場の人の薦めもあり、自己破産をすることにしました。 自己破産するにも費用が必要だったのですが、わずかばかりの退職金で何とか乗り越えられました。
手続きを済ませて借金返済の免責もおり、今は肩の荷が下りてスッキリしました。 今は生活保護を受給しながら病気療養に専念しています。 [追記]
ギャンブルで積み重ねた借金の肩代わり
私が結婚して二年ほど経ったときに、身内に五百万円以上の借金があることが分かりました。
それまでに何度か私にお金を貸して欲しいと言ってきたこともあったので、お金に困っていることはうすうす気づいてはいたのですが、まさかそれほどの借金があるとは思わず、おまけに気づいたときには返済も滞り、どうしようもなくなっていたため、当時は何度も家族会議をしたものです。
そうしてなぜそこまで借金をしてしまったのかというと、ギャンブルが原因でした。 その身内は昔からパチンコを頻繁に行っていて、そのお金が積もり積もって五百万円以上もの借金となったのでした。
しかも一社から借り入れをしているのではなく、あちこちから借りており、消費者金融から闇金、果ては友人知人まで借りれるところ全てから借りたといった感じでした。 ですのでその後、私たち家族、そして親戚に祖父母のみんなで少しずつお金を出し合い、業者とも話し合って利息の支払いだけは勘弁してもらい、二年かけてその身内の借金を代わりに返済したのでした。
詳しい借金の返済方法は、まず闇金から返済していき、その間他の業者は必ず返済はするからと約束し、支払いを待ってもらい、一社ずつ順番に完済をしていくといった方法を取りました。 私自身は結婚して家を出ていたので、本当であれば借金を肩代わりする必要はなかったのですが、借りた本人に返済ができなかったのでどうしようもありませんでした。
そうして現在は全ての借金返済が終わりましたが、その身内と顔を合わすとどうしてもこの時のことが頭をよぎり、距離を置いてしまいます。 [追記]
自己破産の着手金準備に苦労
借金返済が困難になってしまった原因は体調を崩してしまったことによる収入激減です。 借りてしまったのはいいものの、収入が減ってしまっているから返済するのが大変です。 しばらくは返済するために借りる自転車操業で食いつないでしたのですが、とうとう支払いを延滞してしまうようになりました。
闇金のようなところから借りてなかったのでテレビのような怖い取立てはありませんでしたが、電話がかかってくるだけでもビクビクします。 結局その電話も料金が払えなくなったことが原因で、通じなくなってしまいました。 すると今度は家に手紙がきました。
「もう払えない!自己破産しかない!」そう思ったのですが、弁護士に相談する5,000円のお金も用意できません。 でも調べたところ、借金返済の相談は初回に限り無料だということなので、思い切って出向くことにしました。 相談したらやはり自己破産を勧められたのですが、着手金10万円が必要とのこと。 そんなお金用意できないと悩んでいたのですが、恥を忍んで兄に相談することにしました。 かなり怒られましたが、自己破産の費用であればということで10万円と携帯電話代はすぐに貸してくれ、すぐに借金を整理する依頼ができました。
弁護士に依頼したらすぐに取立ても収まり、気持ちも落ち着きました。 およそ5ヶ月で自己破産の免責がおり、晴れて生活が再スタートできるようになりました。 借金を返済する分が無くなったので、少ない給料でも生活できます。 もっと早い段階で相談していればと後悔しています。 [追記]
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