利率が固定なら借金返済で景気の影響を受けない
住宅ローンには変動金利のものと固定金利のものが存在します。
ここでは、固定金利について、その特徴を述べています。 一般的に家の様な高額な物を購入する際にはローンを利用します。
特にマイホームローンは高額融資を受ける方が多く、返済も数十年単位です。 返済期間が長期に及ぶと、その間の景気や経済動向により金利は上下します。
固定金利のローンを組んだ場合には、この金利の影響を受ける事無く、借金返済をすることができます。 今現在は、超低金利と言えますが、今後は景気が良くなるのと連動して利率も上向く可能性が高いです。
ローンの利率が上昇しても、それに連動して自分の給料も上がれば良いのですが、そう上手く行くとは限りません。 給料が変わらないのに利率上昇によりローンの返済額を増やさなければならないとなったら、生活がかなり大変となることが考えられます。
ボーナスで繰り上げ返済を
一般的に、固定金利のローンは変動金利のローンと比較すると利率が高く設定されていることが多いです。
そこで多くの固定金利ローンを組まれる方は、夏冬の賞与も返済に組み込み、賞与も支払いにあてることで、毎月の返済額が高額にならない様にするのが一般的です。 ですが、賞与と言うのは会社の業績に連動する物なので、会社の業績が悪化した場合には、最悪、賞与が出ない可能性があります。
賞与をあてにし過ぎた返済スケジュールだと、もし賞与が出なかった場合には、返済不能に陥るリスクがあります。 ですから、マイホームローンの返済計画を立てる場合には、賞与は計画に組み込まない方が良いです。
あくまでも、臨時の収入と考えて、賞与が出た時は繰上げで返済をする様にした方が失敗しなくて済みます。
今、ローンを組むなら、間違いなく固定金利にしておいた方が良いです。 今後、利率は上がることはあっても下がることはないと考えられるからです。
今は、超低金利時代です。 固定金利のローンでもかなり低い利率で融資を受けることが出来ます。